■ エンジン修理(YANMAR 2GM−20)
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エンジンオイルがやけに減る…!?
出航ごとにオイルを継ぎ足すという異常!!!
排気に混じって、オイルが出てる…
「オーバーホールを要する」、エンジンを降ろしました。
ヨット:30フィート
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ピストンリング及び、シリンダーの損傷か??
ヘッドを外し、点検するも異常は認識できません…
亜鉛は完全に無くなっていました!
オーナー様に尋ねたところ、油脂類はまめに交換されていた様子ですし、オーバーヒートの兆候も一切無いとのこと。
しかし、「エンジンの亜鉛」の存在をご存知ではかったようです。
←亜鉛は「かけら」も無い状態です。
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色々調べた結果、
ヘッドの排気ポートに隣接する、「タペットを動かすプッシュロッド」が通っている隔壁が、電蝕によって「貫通」しており、オイルが排気と一緒に出て行っていた訳です…奥に穴が開いているのが見えます。
修理は色々やりましたが、こんなの私も初体験!!
エンジンの亜鉛の管理は、まめに行いましょう。 |
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ヘッドのスラッジを除去してバルブ磨り合わせを考えていましたが…
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やむなくヘッドAssyの交換となりました。
旧ヘッド(右)
新ヘッド(左)
オーバーホールも兼ねていましたし、すべてバラバラにして洗浄、
調整。。 |
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クランクのメタルには「引っ掻き傷」発見!
頻繁にオイルを補給されていたとはいえ、やはり無理があっったのでしょう…
クランクシャフトを研磨して傷を取り、メタルはワンサイズダウンとなりました。 |
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シリンダー内部はとても綺麗でした。
ピストンもリングも許容範囲。 |
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組み上げて、陸上試運転。
ヨットに無事収まりました。
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